これは、私が就職していた会社の話です。

基本的には売上が重視される会社で、人を見る会社ではありませんでした。労働環境も悪く、達成が難しい売上金額目標だったので、土曜日は必然的に出勤しなければならず、休みは週に1日しかありませんでした。また、展示会などのイベントがあるときには10日程連続で出勤しなければならず、時間もひどい時には朝8時から夜の10時までと、かなりの長時間労働でした。その分の残業代はなく、売上が達成した時のみしか給与に反映することはありませんでした。

そして、売上があまりにも悪いときには、上司からの恫喝に近いお叱りがありました。私の時にはパソコンのマウスを投げられました。男性社員の時には、実際に殴ることはありませんが、もっとひどい恫喝を受けていたと思います。プレッシャーをかけられることはもちろん、暴れるくらいの怒られ方でした。「売上がない=悪」という考え方で、怒られる環境に慣れない社員がどんどん辞めていきました。

社内に労務相談の窓口もなく、馬車馬のように働かされる会社でした。

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